HIGH PRESSURE GAS
当社は、高圧ガス商品の販売をもとより、配管工事、点検・検査、納入、各種申請を行います。
低圧配管から超高圧配管のガス用配管加工を行っております。
高圧ガス保安法により、圧力・用途によって、設計圧力の4倍圧力強度が必要とされております。(一般則第6条第1項第14号)
一般則に即した強度計算を実施した上で、配管を選定し加工させていただきます。
使用される流体の圧力により、使用できる配管は下記のように分類されます。
・BA配管(鏡面に近い光沢を持った仕上配管)
・MP配管(ミディアムプレッシャー配管)
・HP配管(ハイプレッシャー配管)
は、下記のような先端加工により異なります。
食込み継手(BA配管)
フロントフェルール・バックフェルールによるカシメ構造で、真空領域~50MPa程度の高圧配管迄に用いられます。
ミディアムプレッシャー(MP)継手
最大210MPa(30,000psi)までの圧力に用いられます。
ハイプレッシャー(HP)継手
最大210MPa(60,000psi)までの圧力に用いられます。
超高圧配管はウォータージェット・水圧試験・超高圧ガス配管などに使用される部材として、専用旋盤を用いて、加工を行っております。
一般的なステンレス配管と比べ高圧流体を保持する為に肉厚な配管となり、また接続部形状が異なります。この為、加工工程も下記のようになります。
※当社標準寸法のほか、お客様からの図面などを元にご指定寸法の配管長で加工いたします。
高圧ガス保安法に定義される高圧ガスの取り扱いは、様々な規定に基づきお客様内で運営して頂く自主保安を推進しております。
当社は推進する上での問題点に対し、お客様の不安を取り除く為、様々な観点から取り組みを進めております。
一般則第6条
「定期式製造設備に係る技術上の基準」
一般則第8条
「移動式製造設備に係る技術上の基準
KHKS 1850-1「定期自主検査指針」
1年に1度の定期検査
圧力に保持する事を確認する
肉厚測定:減肉して必要肉厚値を下回っていないか
気密検査:全体からの外部漏洩が発生していないか
2年もしくは3年に1度の開放検査
圧縮機・蓄圧器等は、開放して劣化状況を確認しなければならない
圧縮機の分解点検
蓄圧器の分解・内部点検
浸透探傷:材料に割れが発生して、性能低下していないか。
近年、景気の変動から様々な会社で事業統合・廃止の動きが発生しております。
この影響を受けて従来のメーカーより「設備のメンテナンスをしてもらえない・コストが上昇した」など設備維持が難しくなっているお客様に当社技術で対応できる点検・メンテナンスを実施しております。
実施手順
当社では、下記の商品の販売・納入を実施しております。
納入時に必要な設備の工事や申請も代行で行っておりますので、ご不明な点等ございましたら、お問い合わせください。
10.3MPa以上でご使用する場合は弊社までお問合せください。
安全面にも配慮し、排気時の騒音を効率的に除去します。
高圧エアーの排気に使用しているサイレンサー(消音機)が破裂したり飛んでいったりした事はございませんか?
リリーフ弁付のサイレンサーならゴミの詰まり等によって生じる内圧の上昇を逃がす事ができますので安全に排気する事が可能です。
ニードル弁等の絞りを入れてご使用いただくことを推奨します。
製造過程より高圧ガス保安協会より検査を受ける安心設計!
SUS304にて高圧ガス保安法に即した特定設備検査合格証とともに圧力容器・蓄圧器を設計・製作致します。設置・配管・申請もご要望にお応えしてサポートさせて頂きます。
開放検査や肉厚測定等の定期検査もおまかせ下さい。
高圧ガス保安協会受験品!高圧ガスを清浄・脱臭し、異物混入を防ぎます。
清浄剤のメンテナンスは清浄剤のみを交換する簡素な方式ですから経済的。
活性炭、合成ゼオライト等、用途に応じて最適な清浄剤が選べます。設置・配管工事・高圧ガス申請までお任せ下さい。
高圧ガス保安法に即した安全弁・圧力計検査を実施
安全弁は検査装置にて実際に圧力をかけて吹き始めと吹き止まりの圧力を検査致します。
基準となるトレーサビリティ付の圧力計証明書とともに検査報告書を発行致します。
一般的に1MPaを超える高圧ガス設備では、官庁への申請・届け出が必要です。
この手続きには所定書式への記入・付属書類の提出、また官庁との折衝作業などお客様で実施する場合、非常に時間を要する作業となります
日本テスコンでは、高圧ガス保安法の適用を受ける設備の各種申請書類*を代行して作成致します。
高圧ガス製造許可申請書
高圧ガス製造事業届書
高圧ガス製造施設等変更許可申請書
高圧ガス製造施設軽微変更届書
高圧ガス製造施設等変更届書
高圧ガス製造廃止届書
完成検査前検査資料 等の高圧ガス保安法に係る書類の作成を代行致します。
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