サポート｜日本テスコン株式会社｜高圧流量計｜高温流量計｜工業用計測機器

サポートのご案内

Support Service

導入・アドバイス

製品の用途ごとに特化した提案。

高圧関連機器に関する長年の経験を生かし、お客さまのご要望及び多種多様なご使用条件に適応した製品の提案をいたします。

現地立ち会い調整

納入時機器の初期調整もサポート

高圧ガス関連、圧力調整機器、流量計などの現場設置後の初期調整が必要な製品につきましては、立ち合い調整を行います。

修理・運用サポート

既設機器類の現地調査にも対応

弊社では圧力基準器として用いられる卓上用重錘型圧力計「PD13」(長野計器株式会社)及び温度計、温度センサーの比較検査が行える温度校正装置「ヴィーナス2140」(英国アイソサーマル・テクノロジー社)などの備品を所有し、各種計器類の動作確認が出来る体制を整えております。

計測器の校正・メンテナンス

安全で正確な計測器と安心できる計測精度

高精度を維持し、安心して正確な計測データを得るためのサポートをいたします。
計測器は精度を担保するために再校正が必要となります。
再校正の期間については、お客様それぞれのご使用条件や頻度、規定等ありますので、弊社から特に再校正の推奨期間は申し上げておりません。
ご使用条件やご使用流体について書類の提出をお願いすることもあります。

校正・メンテナンス推奨期間について

再校正時期

お客様それぞれのご使用条件や頻度、規定等ありますので、弊社から特に再校正の推奨期間は申し上げられません。お客様の規定や判断次第となります。
流量計再校正時にメーカーにてベアリングやOリングを交換することもあります。
ご使用状況によりますが、最終的には性能精度を保証する観点からメーカーの判断に委ねられます。

ベアリング交換

流量計再校正時にメーカーにてベアリングやOリングを交換することもあります。
ご使用状況によりますし、最終的にはメーカーの判断で交換を決めています。

校正の種類

校正にはISO/IEC17025校正（不確かさ 0.12％）と流量試験（Works）があります。
KRAL社では、どちらにも対応しておりますが、ご提出する書類の書式や費用等が異なりますので、事前にご指示いただいていおります。
トレーサビリティのある校正をお考えでしたら、ILAC MRA認証のあるISO/IEC17025校正をお奨めいたします。

流量計をご返却いただく際の注意事項

①必ず、内部の液体を全て抜てください。
②継手や配管類は外してください。
③社名、住所、担当者名、連絡先を明記してください。
④ご使用条件やご使用期間，ご使用流体について書類の提出をお願いすることもあります。

自社で分解し部品交換したい

基本的には推奨いたしませんが、お客様の状況によっては仕方ない場合もあるかと理解します。
やむを得ず、お客様にて分解／部品交換を実施される場合は、以下事項についてのご理解を賜りますようお願いいたします。

①分解後の精度保証はできません。
②分解後に発生した不具合に対しての責任は負いかねます。
④純正部品をご使用ください。
　→ 部品調達の際は、型式，シリアルナンバー，お客様名（ユーザー様名）をご連絡ください。

▲PAGETOP

よくあるご質問

FAQ

流量計について

200℃の高温のオイルや熱媒油は計測できますか？

はい、可能です。OMGシリーズでは使用温度200℃、オプションにて250℃まで対応しています。

ギア・メータで高温時に測定精度の誤差が大きくなったたけど．．．？

高温時に計測誤差が大きくなったのは、その製品の出荷時の試験が、20～30mm^2/s程度の液体で実施されているからです。例えば、カタログなどに±0.5％RS(≧21mm^2/s) とあるものは「21mm^2/s以上の粘度液において±0.5％RS」となりますので、100℃で5mm^2/sとなる液体をご使用の場合は、100℃時では誤差が大きくなります。
成績書記載の試験流体粘度よりも低い場合は補正等が必要となる場合があります。
KRAL社製スクリューメータの試験や校正では、5mm^2/sのExxsol D120 で実施しています。
また、ご使用条件での予測精度や圧力損失も提出させていただいております。

-40℃の低温試験で使用したいのですが対応できますか？

はい、可能です。OMG, OMSシリーズでは-40℃まで対応しています。
（低温オプション）
圧力損失も円形ギア式に比べ格段に低いです。

高圧（21MPa）に対応していますか？

はい、OMGシリーズでは25MPaまでご使用いただけます。
また、OMHシリーズでは42MPaまでご使用可能です。
MAX63MPa対応は別途お問合せください。

流量計の取り外し、取り付けはどうすればよいのですか？

お客様にてお願いします。弊社では取付け取外し作業は基本的に対応しておりません。

事前に圧力損失を知りたいのですが．．．。

ご使用条件を確認させていただき、それら条件での圧力損失を算出しご提出しております。
また、測定精度も併せて提出しています。
流体名、流量、圧力、温度、動粘度をご連絡いただければ、見積り段階でご提出させていただいております。

マヨネーズのような粘度の高い液体の計測はできますか？

はい、できます。
自動車ボディやウィンドガラス等の接着剤などでもご使用いただいております。
しかし、条件によってはご使用いただけないケースもあります。
まずは、ご使用条件を確認させていただき、圧力損失の算出、機種選定をしご提案させていただきます。
できるかぎり詳しく、流体の条件やご塗布量や吐出時間などの使用方法をご連絡いただけると助かります。

再校正について

納期はどれくらいになりますか？

ご発注が前提となりますが、当該流量計を弊社または弊社指定場所へご返送いただき、到着後から4～6週間でお客様へ納入、というのが一般的なスケジュールです。ただし、年末年始等の長期休暇が絡む場合は、プラス2週間程度となります。
ISO/IEC17025校正も一般校正も納期の違いはありません。

ISO/IEC17025校正は可能ですか？

KRAL社の校正装置は国際標準（RISE Reserch Institutes of Sweden AB）とトレーサブルであり、ILAC MRA認証を受けている国際標準の流量校正事業者です。
ISO/IEC17025校正を実施していただければ、ILAC MRA マーク入りの校正書（不確かさ）を発行しています。
ILAC MRAはJCSSと相互認証となっています。

校正書サンプル

他社では今まで、校正証明書と体系図が添付されていたけど．．．？

はい、ISO/IEC17025校正のご依頼のない場合は、成績書に校正証明書や体系図を添付し提出することも可能です。（一般校正）
標準校正（Works Cal) の成績書に体系図、校正証明書書を添付しております。
詳細は、お気軽にご相談ください。